ルエミーザ=コスギ(プレイヤー)
考古学者。31歳。日系3世。
 祖父は日本人で忍者の末裔でもある。現在は大学で教鞭をふるう傍ら、祖父より受け継いだ潜入技術で遺跡の調査を行う現場主義者。
 祖父を尊敬し誇りに思っているが、幼少の頃より仕事で家に帰らなかった父とは反りがあわず、何かと対立している。彼が考古学者になったのも父親への対抗意識からだと言う。
 どんな時にもノート型MSXを手放さない大のMSXマニアで、コンピュータエンジニアとしても優秀な腕を持っている。ちなみに嫌いな物は特にないが、好物はカレー。
 
 
ショーン=コスギ
歴史学者。62歳。日系2世。
 人類学、歴史学の権威として知られる人物でルエミーザの父親。そのほか生物学や天文学にも精通している。「サルが人となる為の条件は進化だけではない」とし、人類の起源を追い求めている。
 数年前、古代文明と天文学との共通性から「全ての文明の起源となる文明がある」という大胆な説を発表した後行方不明になっている。
 やはり体術に優れており、齢60を越えるとは思えない肉体と凄まじいサバイバリティを誇る鉄人である。
 
ゼレプド長老
年齢不詳。 xelpudと書く。
 LA-MULANAの遺跡を守る「守人の一族」の長老。ショーンとは旧知の仲で、実は幼少の頃ルエミーザも出会っているがルエミーザ本人は覚えていない。
 一族の掟に従いLA-MULANAの遺跡を守っているが、「LA-MULANAの遺跡を守る」事以外には驚くほど寛容な上無頼のハイテク好き。自分が利用する為に村外れの大瀑布で発電までしている。
 しかしそのお陰で一族の村がジャングルの奥地にあるわりに物資が豊富なのである。極度のMSX通としてネットでは有名人。
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 LA-MULANAの遺跡はとても複雑だ。何も考えずにうろうろしているとすぐに迷ってしまうだろう。次に何をするか、目標を持って散策しないと行き詰まってしまうぞ!

 万端の準備で挑むはずだった博士だが空港であらかた没収されてしまった。残る物は「これは土産だ!」と言い張り、無理矢理持ち込んだ鞭とMSXのみだ。そこでグッとはやる気持ちを抑えて、まずは村で冒険の準備を整えよう。地上を散策して壷や敵からお金を手に入れよう。 必要なものは買えただろうか?まだ欲しいものがあるなら遺跡を散策してお金をためて再び買い物にこよう。ハンディースキャナ、10倍カートリッジ、古文書リーダーはぜひ準備しておきたい。お金がたまればいつかMSX2を買ってみたいものだ。ただし地上にも危険な所はある。最初のうちは注意しよう。

 準備が整ったなら遺跡の散策に出かけよう。遺跡の入口である「導きの門」フィールドからスタートだ。遺跡の中にはモンスターが徘徊している。ムチ一つで乗り越えるのも男らしいがここは他の武器を探してみよう。導きの門入口には“生命の宝珠”がある。VITのレベルをあげると同時にVITも回復するのでうまく使おう。

 遺跡散策に自信のない人はまず導きの門の全ての仕掛けを解いてみよう。自信が付いたら他のフィールドに足を伸ばしてみるといい。腕に自信のある人は最初から様々なフィールドを冒険してみるのもいいだろう。最初から冒険に役立つアイテムを集めまくるのもいいだろう。ただし無茶は禁物!

 10倍カートリッジをMSXにさしているとゼレプド長老がゲームの記録をセーブしてくれる。セーブは地上でしか出来ないのだ。体力の少ないうちは村を拠点にして冒険し、疲れたら村に戻ってセーブをすると安心して進める事が出来るぞ。

 いくつあるかは不明だが、遺跡にはたくさんのフィールドがある。全てのフィールドの仕掛けを解いていけばLA-MULANAの謎に近付くのだろう。慎重な人はフィールドを一つずつクリアしていき、冒険心あふれる人は好きなように回ってみよう。フィールドを解く順番など存在しないのだから。

 もちろん奥に進むほど敵は強力なヤツらが増えてくるし仕掛けも難しくなっていく。好きなように進めていくのはいいが、仕掛けを解いて遺跡内の変化に気付かないようでは考古学者失格だ!マッピングするなりしてフィールド全体の姿を把握しておくように心がけよう。

 忘れないで欲しいのはあなたは「考古学者」だという事!遺跡のちょっとした変化、怪しい箇所、仕掛けのクセなど観察不足で見つけられないなんてことのないように!
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