この章では、“MECHATROLINK-III Analyzer V1.00”をお使いいただく前に必要な準備や、起動後の基本画面を説明いたします。
MECHATROLINK-III Analyzer内の各画面の概要を以下に記載いたします。
1.アプリケーション終了、各種設定、キャプチャデータ書出し、キャプチャデータ読込みボタンを配置しています。
2.キャプチャ開始/停止、フィルター/トリガー設定、フィルター有効/無効、トリガー有効/無効ボタンおよびバッファ使用状態、リトライ回数表示器を配置しています。
3.キャプチャデータ表示フィールドです。取得したデータが表示されます。
4.オリジナルデータ表示フィールドです。3.キャプチャデータ表示フィールドで選択した行のオリジナルデータが表示されます。
1.デバイス検出時に検出されたハードウェアが表示されます。
2.1.で選択されているハードウェアのオープン、クローズボタンを配置しています。
3.デバイス検出ボタンを配置しています。
4.キャプチャバッファの最大データサイズを設定できます。
5.キャプチャバッファのリングバッファ有効/無効を設定できます。
6.メイン画面のキャプチャデータ表示フィールドに表示される各種表示色を選択できます。
設定可能な種類としましては、左上から右に
1.Port0入力データ
2.Port1入力データ
3.Port2入力データ
4.Port3入力データ
5.トリガー発生位置
6.フィルター選択箇所
7.リトライ発生箇所
8.異常フレーム
となります。
1.リトライ発生時トリガーの有効/無効を設定できます。
2.設定したフィルタートリガーの有効/無効が設定できます。
3.アフタートリガーのサイズを設定できます。
4.パケットフィルターの編集が行えます。
アプリケーション起動時は、
1.アプリケーション終了「EXIT」
2.各種設定「Setting」
3.キャプチャデータ読み込み「File Read」
のみが有効となっており、他の機能を実行することはできません。
他の機能を有効にするには、まずはデバイスとの接続が必要となります。
デバイスとの接続を行うには、「Setting」ボタンを押します。
セッティング画面が開きますので、「Device」タブを選択します。
次に「DEVICE SCAN」ボタンを押してデバイスを検出します。
検出が成功するとDevices欄に使用可能デバイスが表示されます。
次に「OPEN」ボタンを押してデバイスをオープンします。
(デバイスのオープンに成功するとOPEN表示がCLOSEに変更されます。)
デバイスのオープンに成功すると、デバイスとの接続が完了してキャプチャ機能が有効となります。