T-SLEDGEへようこそ!


インストール手順

1. プラグインをVSTプラグインフォルダにコピーします。
2. ホストアプリケーションを再起動します。
これでインストールは完了です。


T-SLEDGEとは

T-SLEDGEとは、ピークリミッター・マキシマイザーと4つの
コンプレッサー・エキスパンダーを搭載したマルチバンドコンプレッサーです。
搭載されているコンプレッサーは圧縮時に歪みを全く生じることがない
透明で高音質なマスタリング品質のコンプレッサーです。
帯域分割にはIIRフィルタ・線形位相FIRフィルタともに使用可能です。
(もちろん、内部処理64bit・全てのサンプルレートに対応しています)
これにより単なるコンプレッサー・エキスパンダーとしてだけでなく
ダイナミックEQとしての使用も可能です。
この種のコンプレッサーとしては非常に低負荷の設計となっていますので、
インサート、マスターどちらでも問題なく使用することが可能です。
複雑な操作が必要ですが、多数の実用的なプリセットが用意されています。
その中から好みのプリセットをロードし、編集することで、
作業時間の短縮を図ることができます。


パラメータ説明

Threshold:
圧縮の閾値を設定します。
この値より大きいレベルの音が圧縮されます。

Ratio:
圧縮倍率を設定します。
この値が1より小さいときはエキスパンダーとして動作し、
この値を最大にするとリミッターとして動作します。

Attack:
アタックタイムを設定します。
アタックタイムとは圧縮が完全にかかるまでの時間のことです。

Release:
リリースタイムを設定します。
リリースタイムとは圧縮処理が解除されるまでの時間のことで、
この値が小さいと急激な圧縮を行います。

Soft:
圧縮処理の強弱を設定します。
ソフトニー圧縮は閾値に対して徐々に圧縮がかかるのに対し、
ハードニー圧縮は信号が閾値に達すると即座に圧縮がかかります。
搭載されているコンプレッサ−の特性により、
ソフトニー圧縮では圧縮倍率を等倍にしても圧縮されることがあります。
現段階では、この機能は圧縮処理にのみ有効になります。

ARC:
ARC(automatic release time control system)を設定します。
(全てのコンプレッサーにおいてARCが適応されます)
自動的にリリースタイムを計算することで、
激しい圧縮処理の場合でも理想のリリースタイムが得られます。
いわゆるloudness soundにはARCを使わないことをお勧めします。

IIR-FIR:
帯域分割フィルタの種類を設定します。
マスタリングなどの作業にはFIRをお勧めします。
なお、フィルタの特性上(特にFIRで)若干の遅延が生じますが、
全てのサンプルレートで、無視できる程度(1ms未満)です。
さらに、FIRではサンプルレートと相対的に負荷が上昇していきます。

Gain:
出力音のレベル調整を行います。

Input Gain:
入力音のレベル調整を行います。

Knob:
Ctrl+Left-Click -> 値の微調整を行います。
Shift+Left-Click -> 関連したパラメータを同時に変更します。
Ctrl+Shift+Left-Click -> 上記2つを同時に行います。

VU Meter:
Range 0dB <-> -40dB


MIDIコントローラ マッピング

CC74 - LF-LPF
CC75 - LMF-LPF
CC76 - LMF-HPF
CC77 - LHF-LPF
CC78 - LHF-HPF
CC79 - HF-HF


推奨環境

CPU: Intel Pentiumまたは、および互換CPU
OS: Windows 98/ME/2000/XP
V/G: High Color(16bit)以上

最低推奨環境:
Pentium 400MHz
64 Mb RAM
800x600 High Color(16bit)


更新情報

v1.48 -> v1.496
- 少々の最適化
- オートメーションのバグ修正
- GUIのバグを修正
- 内部処理の一部変更
- コンパイラの変更

ソフトウェアのアップデート

日々更新されるソフトをチェックしてください!

http://www.ismusic.ne.jp/sweetboy/


連絡先

distortedheart@yahoo.co.jp

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